転職面接で前職の退職理由を聞かれたときのテクニック|転職理由>辞めた理由

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転職面接で前職の退職理由を聞かれたときのテクニック|転職理由>辞めた理由

「どうして前の会社を辞めたんですか?」

転職面接での定番の質問です。「職場環境が悪かった」などとストレートにいうとネガティブな印象を持たれそうです。仮にそう答えたとして、「では、あなたはその職場環境を改善するために何か行動しましたか?」と突っ込まれたら返しようがありません・・・。退職理由に関する質問は、求職者にとっては厄介な質問ではないでしょうか。

 なぜ面接官は退職理由を聞きたがるのか?

「彼を知り、己を知れば百戦危うからず」と言われるように、まずは相手を知ることが、この厄介な質問を攻略するために大切です。ということで、そもそもなぜ面接官は退職理由を聞いてくるのでしょうか?そこをまず知っておきましょう。

端的に言えば、それは「同じ理由でウチの会社を辞めないか?」について心配だからです。つまり、早期退職リスクを確かめるためです。企業は基本的に長い間働いてくれる人がほしいということです。

求職者側からすると、「人ひとり採用するくらいで、なんでそんなにビビってんだよ・・・空いた人員を補充するだけだろう」と思われるかもしれません。でも、人事がビビるのも彼らなりの理由があるんです。

就職白書2019によると、中途採用の一人あたりの平均採用コストは84.8万円という数字が示されています(2018年度)。そう、会社は人ひとりを採用するために、80万円以上ものお金を費やしていることもあるのです。どうしてこんなにコストがかかるのか?求人広告の掲載(みなさんが普段ご覧になってるリクナビNEXTやen転職。そこに自社の求人を載せてもらうだけでも、まとまったお金が必要なのです)や人材紹介会社への紹介手数料、パンフレットの制作費、会社説明会などにコストがかかるためです。

したがって、極端な話、面接官は目の前のあなたに対し、80万円かけてまで採用すべき人材なのかを判断しようとしているわけです。80万円かけてあなたを採用して数ヶ月で辞められたら、さらに80万円を払って誰かを探さなくてはいけません。こう考えると、面接官が退職理由を知りたがるのも少しは同情できるのではないでしょうか?

 ポイントは、退職理由ではなく転職理由を話すこと

人事「どうして前の会社を辞めたんですか?」(本音:「また同じ理由でウチの会社を辞めないかな・・・?」)

相手(面接官)の本音を知れたところで、私たち求職者側が最低限対策できることは、やはり前職の愚痴はなるべく控えることです。前職の愚痴は、自分が退職した原因が、自分ではなく職場側にある=自分の責任ではないと言うに等しくなってしまいます。そうなると、面接官は「この人、何かあったらすぐ人のせいにする人だ」と思われかねません。さらに付け加えるなら「すぐに辞めそう」+「一緒に仕事をやりにくそう」と感じさせてしまうでしょう。

では、どのように退職理由を伝えたら良いのか?

それは簡単です。もしも退職理由を聞かれたら、退職理由を答えるのではなく転職理由を話せばいいのです。

は?

と思われるかもしれません。この2つの違いは何でしょうか?

・退職理由=あなたが前職を辞めた理由

・転職理由=働き方の理想(を実現したい理由)

「上司が嫌いだったから」「定時に帰れなかったから」など、退職理由はどうしても否定的で後ろ向きな表現になってしまいます。これをそのまま伝えてしまうと当然マイナスイメージを持たれてしまいます。

その代わりに、転職理由=あなたの理想の働き方を伝えるのです。前職が嫌で辞めたのではなく、自分の目指している方向へ一歩を踏み出す、といったニュアンスです。例えば、以下のように変換してみましょう。

・退職理由=「残業が多すぎて嫌だった」

(転職理由に変換)

・「四六時中、営業に駆り出されていたので、次の仕事では、現場のお客様の声を元に商品開発をしてみたい」

・「家族と過ごす時間を大切にしたい」

このように言い回しを少し変えるだけで、相手に与える印象は変わります。それは退職理由の場合は話の重心が「(辞めた)前職」にある一方で、転職理由の場合は「理想像」に重心があるため一気にポジティブなものへと変換することができるからです。転職面接という短い時間の戦いの場では、印象がものをいうのは否定できません。少しでも心象をよくするためにも、今回の記事のような状況に限らずなるべく前向きな表現を心がけましょう。

とは言っても、実際のところ理想を叶えるために転職した人よりも、その仕事が苦痛だったり人間関係がうまくいかないがために退職・転職した方は多いかと思います。そのような方は簡単にはポジティブな転職理由(働き方の理想)を作ることは難しいかもしれません。

こういう時は、ぜひプロのキャリアコンサルタントの力を頼ってみてはいかがでしょうか?

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nakamura

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