何を隠そう筆者も、就職先が見つからず大学卒業を迎えたうちの一人でした。私は、2016年卒の世代。この年の卒業時点での就職率は、なんと95.3%という稀に見る高水準。当時このニュースを見て、「自分は残りの4.7%の側の人間なのか」と途方に暮れていた記憶があります。平凡な私は基本的にはずっと多数派の方に属してきた人生でしたが、ここにきて初めて数%の方に自分が分類されることになんとも言えない気持ちになったのでした。
卒業して「学生」という肩書きもなくなり、何者でもなくなる自分に漠然とした不安を感じたこともありました。例えば、お店で買い物をした時に、メンバーズカード登録のために「職業欄」の記入を求められ、筆が止まってしまった記憶は今も鮮明に覚えています。
ただ、それから約4年が経とうとしていますが、なんだかんだやっていけているので、最初の出だしがスムーズにいかなかったからといって、皆さんもどうか悲観的にはならないでください。
Contents
就職先が決まらず卒業を迎える人あるある(筆者の就活失敗談)
・やりたいことがない
高校や大学進学までは、「自分の学力と相応の学校に進学する」「就職率の高い学校に行く」といった要因で進学先を決めていた人は多かったのではないでしょうか?一方、就職となると、どの会社を受けても自由なぶん、何を基準に会社を選んだらいいのか分からない人が多かったように思えます。
高校や大学進学までは周りの人に流されるままに追従しておけばよかったものの、就職活動になって初めて自分の意志を求められるようなものなので、少し重荷ですよね。きっとそんな方は、まだ自分と向き合うことに慣れていないのだと考えられるので、まずは自己分析にしっかり取り組み、「自分」を知る必要があります。ただ、最初はハードルが高いと思うので、他人の力を借りるのもオススメです。学校の就職相談窓口や、既に卒業されている方はCHOICE!のカウンセリングがオススメです。
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・やりたいことが決まりすぎている
上記の真逆のパターンですね。かつての私です。広告業界しか眼中になかったので、他の業界は受けませんでした。自分のしっかりとした軸を持つのは重要なことですが、まだ就業経験もないのにターゲットを絞り込みすぎるのは、もったいないかもしれません。また、「○○業界しか受けていません」というと、面接官によっては「視野が狭い人かな」「面白くない仕事を与えたら、投げ出すんじゃないか」とマイナスに受け取る人もいるかもしれません。こだわりを持ちながらも、なるべくオープンマインドを忘れずにいきましょう。
・急に大学院進学を考え出しモラトリアムを延長させたがる
まだ社会に出たくなかったのか、あるいは就職活動からの現実逃避なのか、本当に勉学に目覚めたのかあまり覚えていませんが、周りが就職活動真っ只中の中で、私は大学院への進学を検討し始めました。
進学方法を調べていくうちに、色々と問題が積み上がっていき結局は進学を諦めました。やっぱり就職から逃げたかっただけなのかもしれません。
・就職しないでいきる方法はないか、探し出す
何を血迷ったのか「就職できないわけではない、就職しないんだ」と開き直った時期が筆者にはありました。例えば、フリーランス、開業、投資・・・藁をもつかむ思いで様々な可能性を模索していました。『就職しないで生きるには』や、就職せずに自分で仕事を作った人の本を片っ端から読み漁っていました。
ただ、読めば読むほど自分にはできないなと思いました。そして、挙げ句の果てには『働くことの哲学』という内容的に重い本に行き着くのですが、ここまでくると「働くってなんだ?」という問いで頭が一杯になり鬱になりかけたのでさっと本を閉じました。
自分と向き合うこと、社会を知ることは重要なことですが、まずは一歩踏み出すことが大事です。行動力を忘れずに!
・内定式や卒業式の日に、本格的に自分の現実を知る
各社が一斉に内定式をおこなう10月1日は、街中にスーツ姿の同年代の人たちが溢れていました。私は、それを脇目に、私服姿でそそくさと歩き去っていました。卒業式でも、周りは「春からどの会社に行くのか」で話が持ち上がりでしたが、私は「フリー。とりあえず実家帰る」としか言えませんでした。
既卒者の次なる選択肢 新卒採用再チャレンジ?それとも?
既卒者の方にとって、まず今後の選択肢として1つ考えられるのは、新卒採用への再挑戦でしょう。一度経験している分、筆記試験やエントリーシートの書き方、面接での受け答えなどでは、有利に立てることでしょう。また、私の身の回りでも、同じ会社を2年連続で受けたことでやる気を買われ内定が決まった人がいます。
しかし、既卒という肩書きがネガティブに評価される可能性も十分考えられます。面接官は「どうして1年で内定が決まらなかったのか?(本人の能力の問題?)」「労働意欲が低いのではないか?」などのイメージを持たれやすいです。
実際、新卒者と既卒者の内定率を比較すると、新卒者が83.4%に比べ既卒者は45%となっているデータもあります。経験的には有利かもしれませんが、既卒というのがネガティブに働くので厳しい戦いが予想されるでしょう。
新卒一括採用ではないルートで就職
では、新卒一括採用の再チャレンジではない、別の方法で正社員になれる方法はないのでしょうか?
それが転職エージェントを通した採用です。
「まだ一度も就業経験もないのに、転職?」と思われた方もいるかもしれませんが、心配無用です。むしろ、このルートだからこそ、出会える会社はたくさんあります。
そもそも新卒一括採用ができるところは、ある程度のブランド力と、まとまった採用・教育コストをかけられる体力がある会社でなければできません。
でも、世の中には、新卒一括採用をするほどの余力はないけれど、若い人材を欲している会社をいくらでもあります。
それに、転職ルートであれば、既卒であることがデメリットに働くことが少ないです。新卒一括採用は、一括なだけに集団面接があり、応募者もみんな新卒者ばかりです。このような状況では、既卒者はどうしても目立ってしまい、どうしても分が悪くなってしまいやすいです。しかし、転職ルートであれば、応募者の属性は様々です。30歳の人もいれば40歳の人もいます。様々な人が応募してくるので、既卒であることが悪目立ちすることは少ないです。それに転職市場においては、「若さ」はそれだけで一番の武器でもあります。30歳や40歳の人にはもちろん経験は負けますが、ポテンシャル(成長の伸びしろ)を買ってくれることが期待されます。
また、選考形式が新卒一括採用でよく見られる集団面接ではないのも、嬉しいポイントです。広い会議室で社員がずらっと並んだ威圧感のある面接ではなく、小さなテーブルを隔てたのみのカジュアルな面接になることが転職時の面接では多いです。集団面接では常に比較対象がいますが、個人面接ではライバルを気にすることなくありのままの自分でいられる余裕も出てくるかと思います。
では、最後にどのエージェントを選んだらいいのか?
新卒一括採用にせよ転職ルートにせよ、既卒者の就活にとって大切なことは、シンプルですがやはり自分が本当に納得できる会社に就職することです。ファーストキャリアはやっぱり大事です。「早く働かなければ」と焦って、適当に会社を決めてしまうとミスマッチを起こし職歴を不必要に増やしかねません。その点、「CHOICE! +転職エージェント」は安心です。
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