40歳ニートが就職する方法はある?ニートの末路は?

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40歳の引きこもりのニートは増加しております。今現在は親の年金で生活をしていけるのかもしれませんが、これからもニートを続けていくと悲惨な老後になってしまう可能性があります。

そのため、40歳でニートの方は早急にニートを脱出したほうがよいでしょう。40歳から就職を成功させるのは簡単ではありませんが、今回は就職を成功させる方法を解説させていただきます。

40歳ニートは増加の一途?

40代の中高年のニートは増加の一途を辿っています。

中高年ニートの多くは引きこもりとなっていますが、内閣府が発表した調査によると、自宅に半年以上閉じこもっている40~64歳の引きこもりの数は推定61万3000人と言われています。

これは、15~39歳の引きこもりの数である推定54万1000人を上回る数字です。このような引きこもり生活を送っている40歳ニートは、一体どのような生活を送っているのでしょうか?

40歳ニートは親の年金をあてにしている?

40歳ニートの収入源には多くの場合、親の年金となります。

引きこもる我が子に経済的援助をしているという家庭はかなり多いです。中には、親の年金から毎月5万円のお小遣いをもらって趣味に費やしているといった高齢ニートも存在します。

親が生きているうちにこのような生活でも良いかもしれませんが、親が亡くなると当然、年金はもらえなくなります。そうすると収入源が絶たれてしまいます。そういうことになる前に就職をして自分で生活をしていけるようになる必要があります。

中には親が満足にお小遣いを渡してくれなかったことを理由にして、親に暴力を振るってしまった悲惨なケースも存在します。

どうして40歳までニートになってしまうのか?

ニートの末路について考えるととても暗い気持ちになってしまいますが、どうして40歳までニートになってしまったのでしょうか?

新卒で就職ができなくても20代の若いうちに本気になって就職活動を行えば、就職できた可能性も大いにあります。

親に甘えられる環境

高齢ニートになってしまった要因として、まず考えられるのが親に依存できる環境があったことです。親に経済力があったり、幼少の頃から過保護に育てられたりといった自立しなくても生活できる環境が備わっています。

親に甘えられる恵まれた環境が高齢ニートを生み出しているのです。

理想が高い

40歳ニートの中には、理想が高すぎる方も多くいたり、就職活動をはじめたとしても「良い条件の求人が無い」「やりたい仕事が見つからない」などといった言い訳を見つけてすぐに諦めてしまうタイプもいるようです。

自分の状況を客観視してみれば、理想ばかり述べている場合ではないことが分かります。こうした理想追求型は現実を見つめなおすことが必要となります。

人間関係がうまく構築できない

学校や職場で通常は日本で社会生活を行う場合には集団での行動が強いられます。その中で人間関係が上手く構築できずに挫折してしまうと、ニートやひきこもりになることもあるようです。

人間関係を理由に退職するケースはよくありますが、退職した後、そのまま社会復帰できずにニートになってしまうケースも多く見受けられます。

その失敗から、人付き合いが嫌になり、引きこもってニートになってしまったというケースもあります。

いじめに遭って人間不信

学校や会社でいじめに遭い、人間不信になった結果、ニートになってしまったというケースもあります。いじめに遭ってしまった悪い記憶がいつまでも残っているために人や社会に対して積極的に関われなくなってしまうのです。

「生きている意味は何だろう」「自分は必要ない人間なんかじゃないか」と思いつめていて精神を病んでしまうことも少なくありません。

40歳ニートを脱出するためにすべきこと

40歳ニートになってしまった理由は様々ではありますが、過去は変えられないので、ニート脱出の為に努力をするといったことが大切になります。

生活習慣を正す

まず「生活習慣を正す」ということ。ニートは朝起きて仕事に行くという習慣が無いために、夜遅くまで起きていたり昼夜逆転していたりと不規則な生活を送っているということが多いです。

まずはこうしたサイクルを改善し、規則正しい生活を送るということから始めましょう。夜は12時になる前に寝て、朝も決まった時間に起きるようにします。まずは生活のリズムを整えて、ニートから社会復帰を果たすための準備を整えてください。

社会との交流

生活習慣を正したら、社会と交流を持つようにしましょう。昔の友人を食事に誘って会話したり、カフェで店員とお話をしたりなどなんでも良いです。まず、会話のリハビリからはじめてください。

派遣やアルバイトで働いてみる

長年ニートを続けてきたわけですから、いきなり正社員として就職するのは難しいでしょう。そのため、まずは体を慣らすためにも、派遣やアルバイトで働くことをおすすめします。

つまり、ニートからフリーターになるというわけです。

企業側として、これまで長期間ニートだった人を採用する場合に、「仕事についていけるのだろうか」「人間関係を構築できるのだろうか?」といった懸念が生じます。現在派遣やアルバイトを行っているのであれば、労働力を提供してお金をもらうことには慣れているわけですから、ニートに比べれば安心して採用ができます。

働く方からしてみても、派遣やアルバイトでお金を稼ぐことで自分に自身がつくので、就職活動に有利になります。可能ならば、正社員登用制度を採用している会社で契約社員やアルバイトとして働いてみましょう。

40歳ニートが就職する方法はある?

身も心も万全となったら、就職活動を開始しましょう。

40歳以上のニートが就職をするには、まず以下の都道府県が運営する機関で就職相談からセミナーから求人紹介まで一連の流れを担っています。

  • 「公的な支援制度を利用すること」
  • 「サポステ(地域若者サポートセンター)」
  • 「ジョブカフェ」


そして「ハローワーク」では、厚生労働省が運営する機関で主に求職者に向けて求人を紹介しています。そちらを活用してみてください。

また転職エージェントの活用もおすすめです。おすすめの求人の紹介、選考対策、日程調整まで相談することができます。以下のリンクからCHOICEエージェントもぜひご活用ください。

まとめ

さていかがでしたでしょうか?40歳からのニートから就職をするのはかなり難しいですが、不可能ではありません。諦めずに希望を持って就職活動を始めてみてください。

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