フリーターで一人暮らしをしたいけど可能なのか?一人暮らしするにはどのくらい稼げばいいのか?このような疑問を解決するために、今回はフリーターで一人暮らしはできるのかや、一人暮らしするにはどのくらい稼げばいいのかを紹介していきます。
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フリーターで一人暮らしはできる?
フリーターでも、一人暮らしをすることはできます。しかし、入居する際にも入居後にもフリーターで一人暮らしするのがきついと感じる人は多いようです。
まず入居の際には、初期費用として敷金・礼金・仲介手数料などがかかります。これらは家賃の5倍ほどと言われていますので、たとえ家賃が5万の家を見つけたとしても、初期費用ではその5倍の25万程が必要になります。
それだけでなく、一人暮らしを始めたばかりであれば、家具家電を購入しなければいけないため、初期費用以上にお金がかかります。ですので、フリーターで一人暮らしを始めるにはまず貯金から始めなければいけません。
そして、実際に家を探す際にも問題があります。それは、フリーターだと審査が降りにくいという点です。やはり正社員と比較すると、フリーターは毎月の給料が安定していません。そのため、審査が通りにくくなっています。ただ、フリーターだから通らないというわけではありませんので、審査に通るために決まった条件で雇用されていることや、一定の収入があることを証明しましょう。
また、もし給料が低いという方でも、保証人を見つけることができれば家は借りられるようです。ですので、フリーターが家を借りる際には、安定した収入を証明するか保証人を立てましょう。
このように、フリーターで一人暮らしをすること自体は可能ですが、困難に感じることは多いようです。
フリーターが一人暮らしするにはどのくらい稼げばいい?
家賃は基本的に収入の3割の金額といいますので、5万の家を借りる場合であれば、毎月15万ほど稼がなくてはいけません。しかしながら東京などの都内であれば家賃が高いため、毎月稼がなければいけない金額は変わってきます。
正社員の初任給などは、16万から19万ほどとなっていますので、正社員の人と同じくらいの生活をしたいのであれば、同じくらいか20万ほど稼がなければ余裕はできません。フリーターは正社員とは違い、昇給やボーナスなどがありませんので、フリーターは常に働いて稼がなければいけません。
そんなギリギリな中で、家賃だけでなく水道光熱費や保険料、通信費なども払わなければいけません。そうなると貯金も思うようにできず、風邪などで仕事を休むことができなくなります。
フリーターが一人暮らしするためのポイント
家賃の安い家に住む
まず、フリーターで一人暮らしをする際にはできるだけ家賃の安い家に住みましょう。家賃が高ければ高いほど、毎月稼がなければいけない金額が上がりますので、毎月の支払いがとても負担となってしまいます。家を探す際は、希望条件をゆるくして安い良い家を紹介してもらえるようにしましょう。
固定費を見直す
生活の際には、固定費を見直しましょう。一つ一つ見直してみると、固定費で削れる部分があるかもしれません。小さな金額の差でも、1年にすると大きくなりますので、できるだけ固定費は下げるように見直しましょう。
どのくらいお金がかかるのか明確にする
これは一人暮らしする前に明確にしておくと良いかもしれません。家賃がおよそどれくらいで、その他水道光熱費や通信費がいくらかかるのかを明確にして、一人暮らしをするには月にどのくらい必要なのか知りましょう。
自炊を心がける
食事はできるだけ自炊にしましょう。健康にも良い上に、食費も外食より浮きます。自炊が苦手という方は、賄いのある仕事を探すと良いかもしれません。
周辺環境は昼夜ともに確認
住む前、家を決める際には周辺の環境を調べておきましょう。お昼は安全そうでも、夜になると危険な地域もあります。ですので、周辺にどのようなお店や施設があるのかをしっかり確認しておきましょう。
ガスを選ぶ
ガスは1つだけではありません。選んだガスによって、月にかかる金額が変わってきます。地域によってお得なガスが違いますので、一人暮らしをする際は調べて契約してみてくださいね。
無駄な家電を買わない
一人暮らしは意外と家電などがなくても暮らすことができます。ですので、まずは必要最低限必要なものだけを揃えて、必要か微妙なラインは住んでから購入すると良いかもしれません。
買い物の仕方を見直す
買い物の仕方を見直してみましょう。安いからと言って、100円ショップで買いすぎていたり、そこまで必要のないものを購入したりしていませんか?確かに安いですが、たくさん買うことで金額も上がります。買う際に本当に今必要なものなのか、一度考えて見直してみましょう。
15万円以上稼ぐには週30時間以上の労働が必要ということを知っておく
フリーターが一人暮らしをするには、15万以上必要であると話しましたが、その15万を稼ぐには、週に30時間以上働かなくてはいけません。週5勤務であれば、1日に6時間です。もしかすると、楽に感じる方もいるかもしれませんが、これは最低ラインで毎週安定的に週5回入れなければいけないのです。たとえあなたが余裕でも、店側にシフトを減らされる可能性もありますので、簡単に稼げる額ではないことを知っておきましょう。
交際費は節約する
フリーターで一人暮らしをする際は、できるだけ交際費を節約しましょう。友達と飲みに行くと、なかなかの金額まで飲んでしまうことがありますよね?それを繰り返していると、生活することができなくなるので、できるだけ節約しましょう。
できれば正社員を目指す
もちろんフリーターでも一人暮らしは可能ですが、安定的かつ余裕を持って生活がしたいという方は、正社員を目指しましょう。
フリーターが一人暮らしするメリットとデメリット
それでは、フリーターが一人暮らしするメリットとデメリットをそれぞれ紹介します。
フリーターが一人暮らしするメリット
まずは、フリーターが一人暮らしするメリットを紹介していきます。
誰にも干渉されずに自由
仕事先の近くに住める
家事が得意になる
友達を呼ぶことができる
気を使わなくて良い
時間・お金の管理ができるようになる
部屋を自由にアレンジできる
自分の好きな街に住める
家族の大切さを知ることができる
働いて生活することの大変さを感じることができる
フリーターが一人暮らしするデメリット
次に、フリーターが一人暮らしするデメリットを紹介していきます。
お金がかかる
引越し費用もかかる
引越しに時間がとてもかかる
緊急時にすぐ頼れる人が近くにいない
一人で寂しくなることがある
配送荷物を受け取れないことが増える
家事に時間が取られる
食生活が乱れやすい
交友関係が狭くなる
防犯面で不安が多い
話し相手がおらず寂しくなる
節約するのが大変
まとめ
今回はフリーターで一人暮らしはできるのかや、一人暮らしするにはどのくらい稼げばいいのかを紹介してきました。フリーターで一人暮らしをすることはできるものの、かなりきついことがわかったかと思います。また、最低でも15万ほどは稼がなければ、生活が苦しいということも分かったのではないでしょうか。
フリーターが一人暮らしをするということにメリットはたくさんありますが、それと同時にデメリットも多くあります。できるだけ生活に余裕を持たせたいという方や、安定的に過ごしたいという方は、正社員を目指してみてください。
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