「眠れない」なんてもう言わせない!睡眠の重要性と安眠法4選

多くの方が何かしら抱えているであろう眠りについての問題。筆者の場合は、寝不足の日に飲んだエネジードリンクが効果てきめんすぎて、その日の夜も目が冴えてしまい、2日連続で夜更かしをしてしまうという事故を起こしがちです。

今回は、誰もが多かれ少なかれ抱えている睡眠について、その重要性と安眠法をご紹介したいと思います。

 睡眠はなぜ重要なのか?

身体の活力(健康)のため

十分な睡眠時間により休養を取ることで、わたしたちは1日を元気に過ごすことができます。ただ、一方で寝すぎによって、眠くなる人も多いかと思います。

適切な睡眠時間の目安は、めざましをかけずに自然と目が覚めたときの睡眠時間です。めざましをかけずに寝るのは不安かと思うので、翌日が休日の日などに試してみてくださいね。

美容のため

睡眠中に分泌されるのが、成長ホルモンです。「もう大人だし今さら成長しないでしょ」と思われるかもしれません。でも、成長ホルモンは身体を大きくするためだけでなく、美容のためにも必要なのです。睡眠不足が続いたときに、肌荒れを実感したことはありませんか?肌を含め、人間の細胞はつねに古いものと新しいものとが入れ替わっています。みなさんも「ターンオーバー」という言葉を聞いたことがあると思います。このターンオーバーは、成長ホルモンによって促進されるので睡眠は、美容の面でも大切なのです。

ストレス緩和のため

睡眠不足になると、うつ病を発生しやすくなると言われています。なぜでしょうか?それは、睡眠には、嫌な記憶を忘れさせる効果があるからです。つまり、睡眠不足になると、嫌な記憶を忘れることができなくなるので、メンタルに支障をきたしやすいのです。

睡眠は、身体の健康のために必要であることは一般的に知られていますが、心の健康のためにも大切です。

生活習慣病予防のため

睡眠は、生活習慣病にもかかりやすくなると言われています。睡眠不足がつづくと、交感神経が緊張することで高血圧に、血糖値が上昇しやすくなることで糖尿病になるリスクが上昇します。また、食欲を抑えるホルモン・レプチンが減少し、食欲を高めるホルモン・グレリンが増えるため肥満になりやすくなるともいわれています。

 不規則生活の方にもおすすめ!快眠法の4選

睡眠の重要性について、分かっていただけましたでしょうか。ただ、頭ではその重要性が分かっても、簡単には言うことを聞いてくれないのが人間の身体。睡眠の重要性が分かったところで、以下では具体的にどういう対策をすれば安眠につながるのか?おすすめの快眠法を紹介していきます。

就寝の3時間前以内に入浴する

人間の身体は、体内の深部体温が下がっていくタイミングで、眠気が起こるようにできています。それを利用して、就寝したい時間から逆算して1時間〜3時間前に入浴し体温をあげておきましょう。38〜40度の少しぬるめのお湯に15分を目安にじっくり浸かると、身体の深くまで体温が上がりやすいので、おすすめです。

体内時計を正常化

朝起きたらカーテンを開け日光をよく浴び、日が暮れたら強い光を避ける。このように太陽の動きに準じて生活リズムを整えるだけで、体内時計が正常化され快眠に繋がります。

人間の身体は、不規則な生活リズムを嫌います。なぜなら、その不規則さに身体が毎回順応するために余計なエネルギーを使ってしまうからです。だから、なるべく毎日同じ時間に起きて、同じ時間に食事を取り、同じ時間に寝るリズムを作っていきましょう。

程よく身体を疲れさせる

上記のように規則正しい生活リズムと言っても、夜勤がある方やシフト勤務をされている方にとっては無理難題かと思います。そんな方は、普段より運動量を増やしてみてはどうでしょうか?程よい運動によって、適度に身体が疲れさせると、ぐっすりと眠れるでしょう。いきなりランニング!となると、気が乗らないでしょうし長続きもしないかと思うので、以下のことから始めてみてはいかがでしょうか。

・早めに家を出て、いつもの通勤ルートではなく、あえて遠回りをしてみる

→単に運動のためではなく、お散歩気分で新ルートで新たな発見ができれば♪と軽い気持ちだったら運動のハードルも下がるでしょう。

・エスカレーターではなく、階段を使う

→定番ですね。余裕があれば階段を1段飛ばしで大股で登るとなお効果的かと思います。

・最寄駅までの道のりを単なる通勤ではなくウォーキングだと思って、姿勢を正して早歩きで向かう

→背筋を伸ばした姿勢を維持させるだけでも、結構な消費量になると言われているので、歩行中だけなく、働いている時も姿勢の正しさを意識してみると良いでしょう。

・あえて最寄駅の隣駅で降りて、歩いて帰る

→何も用事もないのに、隣駅で降りるのはただの苦行でしかないので、頑張って隣駅に用事を見つけてみましょう。筆者の場合は、隣駅にしかTSUTAYAがないので、今日はDVDでも借りて帰ろうと、わざと用事を作って隣駅で降り、歩いて帰ったりしています。

つぼマッサージ

これも仕事の都合上規則正しい生活を送れない人でも、今夜からでも試すことのできる対策です。

・内関(ないかん)

手首の横に走るシワから2〜3㎝ほど下にあるのが内関と呼ばれるツボです。自律神経のバランスを整えてくれます。

神経といえば、副交感神経を優位に働かせてくれるストレッチも快眠におすすめです。

・失眠(しつみん)

名前からして眠りに関係しそうなツボです。場所は、かかとの真ん中のへこんだ部分になります。神経を落ち着かせてくれる他、むくみにも効果的と言われています。お灸を据えるのもおすすめです。

仕事をしていると、長時間同じ姿勢のまま過ごすことになるので、知らないうちに筋肉が凝っています。デスクワークをしている方は、肩を回したり、立ち仕事をしている方は前屈をしたりと、身体のこわばりを感じる部分をゆっくりとリラックスさせるようにストレッチをしてみましょう。その際、深呼吸をしながら呼吸を整える意識で、ストレッチを行うとさらに安眠に良いでしょう。


ご紹介させていただいた快眠法は、今夜からでも試せるかと思います。もしも、色々試してみても不眠が改善されない場合は、何らか身体や精神に不調をきたしている恐れがあるので、その際は専門家に相談してみましょう。

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